デジタル行動活性化療法による抑うつおよび行動変容に対する効果の探索的検証

がん患者の抑うつ・不安に対するスマートフォン精神療法の最適化研究:
革新的臨床試験システムを用いた多相最適化戦略試験

研究説明文書

当研究の研究説明文書を記載しています。

更新日:2023/12/05

試験の実施計画は、以下のとおりです。

はじめに

私たちは、ゲーミフィケーションを組み込んだ行動活性化アプリ「Zooレポ」とガイダンスを組み込んだ行動活性化アプリ「BEARS」の効果検証を行っています。本研究は、18歳から29歳までの男女を対象としております。研究に参加いただいた方には、3群に分かれていただきます。
第1群(A群とする)では、「Zooレポ」を1ヶ月間プレイしていただきます。第2群(B群とする)では、「BEARS」を1ヶ月間利用していただきます。第3群(C群)は普段通り生活していただきます。さらに、参加いただいた方全員には、期間中毎週、質問紙への回答を行っていただきます。

あなたにしていただくこと

  • (1) 事前にアンケートに回答いただきます。
  • (2) (1)のアンケートで適格であると判断された場合、群に割り付けられます。
  • (3) それぞれの群でお願いをする通り、1カ月間過ごしていただきます。
  • (4) この間、毎週アンケートに回答していただきます。
  • (5) (3)(4)の期間の2週間後、アンケートに回答していただきます。

データの取扱いについて

本研究では、質問紙データ、アプリのログを取得させていただきます。解析時には匿名いたします。
保管期間は、少なくとも研究の終了について報告された日から5年間もしくは当該研究の結果の最終の公表について報告された日から3年を経過した日のいずれか遅い日までの期間としますが、個人を特定できないよう加工されたデータについては、本研究の目的以外の学術研究に用いられる可能性または他の研究機関に提供する可能性(以下「二次利用」という。)があるため、保管期間終了後も期間を定めず保管します。個人情報は横浜市立大学研究・産学連携推進センターで管理します。
本研究は、神奈川大学人を対象とする研究倫理審査委員会に承認されています。

また、研究参加に同意した後(たとえ研究期間中であっても)、その理由にかかわらず、いつでも同意を撤回することができます。選択基準を満たし本研究の対象となった場合においても、参加は強制ではなく研究を中止し医療機関を受診することが可能です。また、同意撤回によって貴殿が被る不利益はありません。同意を撤回した場合、希望があればデータを削除いたします。ただし同意撤回のご連絡をいただいた時点で既に研究結果が公表されていたときなど、データから除けない場合があります。
本研究に参加する方への謝礼として、終了した時点でAmazonギフト券3,000円分を研究費から支払います。なお、質問紙の結果により、研究期間中に研究への参加が中止になった場合は、その時点で謝礼が支払われますが、その他の理由(研究参加時に除外となった場合や2週連続で週の半分 (4日) 以上アプリの使用が認められない場合、本人による同意撤回など)により研究への参加が中止となった場合は謝礼の支払いはございません。
当該研究にご協力いただくようにお願い申し上げます。

問い合わせ担当者
所属:横浜市立大学 研究・産学連携推進センター
氏名・階級: 山里 亜未  博士研究員
e-mail:p3.minds1020lab@yokohama-cu.ac.jp

上記連絡先と連絡が取れない場合の相談窓口
研究事務局
住所:〒220-0012 横浜市西区みなとみらい3-7-1 WeWork 8F
電話:050-3575-7535(平日9:00~17:00)

研究代表者所属: 神奈川大学 人間科学部
氏名・職階: 杉山 崇     教授
連絡先: 横浜市神奈川区六角橋3-27-1
電話:070-5450-6914
e-mail:sugy@xf7.so-net.ne.jp

研究参加のお申込み

研究参加のお申し込みは以下のフォームよりお願いいたします。